STRESS CARE

ストレスケア

癒しの場所、ストレスケアセンター

人は社会の中で様々なストレスを受けながら生活しています。しかし、ストレス解消や問題解決が思うようにできず心を病んだり、身体症状が現れることがあります。こうしたストレス性疾患には、うつ病などの気分障害や不安障害などがあります。

当院では、社会や家庭で活躍する方々のこうした疾患を治療するため、ストレスケア病棟を設けています。ここでは、皆さんに良質の休養をとっていただけるよう、清潔で静かな環境を整えています。

主なストレス性疾患

うつ病
ひどく気分が落ち込んだり、物ごとから興味がなくなったり、何ごとにもおっくうになります。身体症状も、様々なかたちでともなって表れます。
双極性障害
あるときは気分が高ぶって過度に活動したりしますが、一方で急激に落ち込んだりします。こうした症状が繰り返して現れます。
不安障害
不安が異常に高まって外出に困難をきたしたり、ある行為がやめられなくなったりするなど、生活に様々な支障をきたすような状態となります。
摂食障害
食事をほとんどとれなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症などがあります。

ストレスケア治療プログラム

当院では入院療養後に大切な「社会や家庭への適応能力の改善」「再発予防スキルの習得」などに有用な治療プログラムを用意しています。
ストレスケア治療プログラム(2025年6月現在)
 
午前   手芸 DBT実り
(弁証法的行動療法)
※摂食障害の方
SST プロセスグループ
※摂食障害の方
ムーブ
(行動活性化)
午後 心理教育 うつ病教室 ヨガ 陶芸 スポーツ
うつ病教室

うつ病とその治療法、再発予防についての正しい知識を学びます。
また、薬物療法やリハビリテーションなどについても学習します。テーマによって医師や看護師、薬剤師なども加わっての教室となります。

弁証法的行動療法(DBT)

摂食障害の方が対象のプログラムです。圧倒されるような「強い感情」を穏やかにして、自分に優しい対応ができるようになることをめざします。
感情の性質や役割について理解を深めたり、ピンチの時の具体的な対処法を学んだり、人との上手なつき合い方を考えたりするなかで、「感情」とのつき合い方のスキルを習得していきます。

ムーブ(行動活性療法)

“うつ”の回復や再発予防に効果があると実証されている心理療法のひとつです。抑うつ気分を引き起こす行動を分析して、自分の“うつ”のパターンを知ることから始めます。
抑うつ気分を改善させるための良い行動を増やしていきながら、“うつ”を克服するために必要な変化を起こす戦略を立て、回復をめざします。

SST

コミュニケーションで役立つスキルの練習や、入院生活で起こり得る対人関係の問題について解決策を考えたり、対処法を実際にロールプレイを用いて練習をしていきます

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