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摂食障害治療プログラムを終えた患者さんからのメッセージ(2024年11月掲載分)

当院のB病棟摂食障害治療ユニットに入院経験のある方よりメッセージをいただきました。当院での摂食障害治療を検討している方やそのご家族の皆様の参考にしていただければ幸いです。

【 摂食障害 Aさん 】
私は拒食と過食嘔吐で20年以上の歴があり、これまでいくつかの心療内科を訪ねましたが、効果的と思われる治療に巡り合えずにいました。八幡厚生病院を最初に受診した時、初めて入院治療を勧められ、やっと摂食障害に理解のある医師に出会えた気持ちでした。瘦せたまま治りたかった私は入院治療に抵抗もありましたが、主治医の先生は摂食障害治療について豊富な知識や治療経験があり、信頼できると感じ、ここに賭けてみようと思いました。

入院治療は、食事の治療に加えて心理療法プログラムも充実しており、日常から離れて病気と正面から向き合う貴重な機会になりました。自分の中にある「病気の声」と「健康な声」を聞き分ける力を養い、健康な自分を強くすることができました。

野に咲く花

看護師さんやスタッフの皆さんが、親身になって対応して下さったこと、同じ病気の仲間と励まし合えることが心の支えになりました。病院では定期的に家族会も開催して下さり、夫や両親が病気について理解を深めてくれたことも助けになりました。

お蔭様で退院後は過食衝動はほとんどなくなり、念願だった子どもを授かることもできました。今後、日常生活でストレスがかかって症状に頼りたくなる場面があったとしても、入院中に学んだ食事内容やマインドフルネスなどが力になってくれると信じています。

※八幡厚生病院の摂食障害治療について詳しく知りたい方はこちら

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