ストレスケア
身も心も解放されるような休息が必要です。
癒しの場所、ストレスケアセンター
人は社会の中で様々なストレスを受けながら生活しています。しかし、ストレス解消や問題解決が思うようにできず心を病んだり、身体症状が現れることがあります。こうしたストレス性疾患には、うつ病などの気分障害や不安障害などがあります。
当院では、社会や家庭で活躍する方々のこうした疾患を治療するため、ストレスケア病棟を設けています。ここでは、皆さんに良質の休養をとっていただけるよう、清潔で静かな環境を整えています。
主なストレス性疾患
うつ病
ひどく気分が落ち込んだり、物ごとから興味がなくなったり、何ごとにもおっくうになります。身体症状も、様々なかたちでともなって表れます。
双極性障害
あるときは気分が高ぶって過度に活動したりしますが、一方で急激に落ち込んだりします。こうした症状が繰り返して現れます。
不安障害
不安が異常に高まって外出に困難をきたしたり、ある行為がやめられなくなったりするなど、生活に様々な支障をきたすような状態となります。
摂食障害
食事をほとんどとれなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症などがあります。
当院の特色
当院では入院療養することで、十分な休養をとっていただき、患者さんのつらい症状を和らげるお手伝いをいたします。休養の後には治療プログラムを通じて、さらに一歩踏み込んだ回復をめざします。退院後の生活を安心して送っていただくために、多くのスタッフの関わりのもとで多面的な支援をしていきます。
01社会復帰への準備
体力、思考力、集中力の回復を促し、本来のご自身をとりもどすお手伝いをします。患者さんの個別性や回復段階に応じた治療を協働して進めていきます。
02再発防止スキルの習得
病気についての正しい知識を学び、再発につながる行動や生活パターンを見直すなど、患者さんご自身がこのスキルを身につけるお手伝いをします。
※治療内容についてはストレスケア治療プログラムをご覧ください。
※退院後の復職支援については復職支援デイケア(リワーク)をご覧ください。