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当院の取り組み

ISO9001:2015認証取得

ISO9001:2015認証取得

当院は2015年(平成27年)9月、BSI(認証登録機関)より品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001:2008の認証を取得し、2017年(平成29年)9月、ISO9001:2015への移行が認められました。今後さらに、患者さんやご家族をはじめとするご利用者の皆さまに満足していただける病院をめざし、医療・介護・福祉の質の向上とサービス改善に向けた活動を行っていきます。

ISO9001:2015とは

ISO9001は、品質マネジメントシステムが適切に構築されている企業・団体に与えられる国際規格で、一般には製品やサービスの品質保証、顧客満足の向上をめざすものとして知られています。近年、医療機関においても職員の意識改革を促すともに、患者さんやご家族をはじめとするご利用者の皆さまへのサービスの向上につながるとして、取得の流れが進んでいます。

組織(病院)がめざす目標を達成するためには、スタッフがつねに日々の業務を見直し、手順の変更や改善を行っていく必要があります。この、目標管理の基本となるのはISOの基本な考え方である“PDCAサイクル”で、それはPlan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Action(見直し)というプロセスを循環させながら品質を向上させていくことです。具体的に当院では、以下の2つの活動をとおして医療や介護の質を向上させるとともに、顧客満足度を高める努力を続けています。

①内部監査(マネジメントラウンド:各部署を定期的にみまわること)によって、現場で生じている諸問題を把握し、PDCAサイクルを使用して改善する。
②問題点の指摘、改善提案などを「改善提案書(ISO報告書)」のかたちで全職員に提出してもらい、これについてもPDCAサイクルを使用し、病院の運営にも反映する。

このように、ISO9001:2015認証の取得によって、当院では目標の設定→計画立案→チェック→見直し・改善という作業プロセスがルールとして明確化されています。この活動が健全な病院運営の実現につながり、ひいては患者様をはじめとする多くのご利用者の満足につながるものと確信しています。

医療安全管理に対する取り組み

当院は、更なる病院の安全を確保するために、ISO9001:2015の認証を受け、リスクに対する意識強化に努めています。医療安全管理部門では、定期的な院内ラウンド(医療安全パトロール、院内感染対策ラウンド)を実施し、助言、指導を行っています。また、定期的な研修を通して、職員の医療安全管理に対する質の向上を目指しています。
医療安全管理室

基本理念

医療の場では医療従事者のちょっとした不注意等が、単独であるいは重複したことによって医療上予期しない状況や望ましくない状態を引き起こし、患者さんの健康や生命を損なう結果となりかねません。

患者の安全を確保するためには、まず、われわれ医療従事者の不断の努力が求められます。さらに、日常診療の過程に幾つかのチェックポイントを設けるなど、単独のあるいは重複した過ちが即ち医療事故というかたちで患者さんに実害を及ぼすことのないようなしくみを院内に構築することも重要です。

本指針はこのような考え方のもとに、それぞれの医療従事者の個人レベルでの事故防止対策と、医療施設全体の組織的な事故防止対策の二つの対策を推し進めることによって、医療事故の発生を未然に防ぎ、患者さんが安心して安全な医療を受けられる環境を整えることを目標とします。

本院においては病院長のリーダーシップのもと、全職員がそれぞれの立場からこの問題に取り組み、患者さんの安全を確保しつつ必要な医療を提供していくものとし全職員の積極的な取り組みを要請しています。

組織及び体制

当院における医療安全管理対策を総合的に企画し、実施するために医療安全管理部門、医療安全管理委員会、院内感染対策委員会を設置しています。

医療安全組織図

医療安全管理指針の閲覧

患者さんおよびご家族等から閲覧の求めがあった場合には、これに応じるものとします。

電子カルテの取り組み

八幡厚生病院では、2004年(平成16年度)から電子カルテを導入、運用しています。 電子カルテシステムの情報技術を利用して患者さんへのケアの充実、病院スタッフの連携による医療の効率化を図っています。電子カルテシステムには患者さんの大切な個人情報が含まれていますので、セキュリティーについても様々な方策が施されています。患者さんのデータは一括管理されていて、特定の限られた職員が責任を持って管理しています。 当院では院内のIT化によって患者さんへのサービスと医療の質の向上をめざしています。当院の電子カルテは、1999年(平成11年)に出された厚生省(当時)の「診療録の電子媒体による保存を認める通達」にある「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」として知られる以下の3つの条件を満たしています。

  1. 1保存義務のある情報の真正性が確保されていること。

    故意または過失による虚偽入力、書換え、消去及び混同を防止すること。

    作成の責任の所在を明確にすること。

  2. 2保存義務のある情報の見読性が確保されていること。

    情報の内容を必要に応じて肉眼で見読可能な状態に容易にできること。

    情報の内容を必要に応じて直ちに書面に表示できること。

  3. 2保存義務のある情報の保存性が確保されていること。

    法令に定める保存期間内、復元可能な状態で保存すること。

中国からの医療研修受け入れ事業

当院では2014年11月より、齋藤理事長の指導のもとで、中国南京市の青龍山精神病院から医師、看護師などの医療スタッフの研修受け入れを行っています。これまで2回の研修団が数ヶ月にわたり、当院での精神科医療の実践を学び、医療人として交流をしてきました。日中友好に関わる福岡県議会議員連盟もこの実績を高く評価しています。八幡厚生病院は今後もこうした事業を通して、国際交流に貢献してまいります。

日中友好のための精神科・認知症研修受け入れ事業(全文)

青龍山精神病院との交流体験記