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依存症治療プログラムを終えた退院者患者さんからのメッセージ(2022年6月追加掲載)

当院の依存症専門治療病棟に入院経験のある方よりメッセージをいただきました。
当院での入院を検討している方やそのご家族の皆様の参考にしていただければ幸いです。

※当院のアディクション治療について詳しく知りたい方はこちら

《 2022年6月掲載分 》

30歳の頃から会社の定期健康診断の度に、アルコールによる肝機能障害の兆候を指摘されていました。様子を見るという診断結果を良い事に長年放置したままでした。内科受診の際、肝臓を蝕む数値が極度に悪化しており、このままでは肝硬変と宣告されました。医師から「断酒するなら紹介状を書く」と言われました。ですが、「アルコール依存症」と診断されても、当初はその知識はおろか自覚もありませんでした。認めたくもありませんでした。断酒か飲み続けるか二択を迫られました。入院中プログラムを受け依存症の関連本を読むにつれ病気に対する誤解は徐々に晴れ、思い当たる事も認識でき、まさに自分が軽蔑すらしていた病人の一人だったのだと痛感するようになっていきました。休肝日という文字は私には存在しませんでした。概ね1.000円/1日と考えると1年で365.000円。40年ですから14.600.000円になります。愕然としました。これからは夢を叶えるためにも健康管理を重視する必要があると考える様になりました。この病院は専門知識が豊富なドクターやスタッフが居ます。自分の現状を正直に伝え相談することが大切だと感じました。依存症の回復も同じく、正しい道に導かれるためには誰かの助けを乞う事も必要だと思います。退院後からが回復へ向けての本番です。アクセルとブレーキの踏み間違いで、人生の制御不能を起こさぬ様に、回復の道を歩んで参ります。自分史の中のたった2ケ月半という1ページでしたが、貴重な体験をさせて頂きました。
60歳代 アルコール依存症 男性 A氏

酒を飲むとどれだけ苦しいのか分かっているはずなのに激しい痛みと不安と寂しさから頭が酒でいっぱいになり抗酒剤を飲んでいるのにスリップ(再飲酒)しました。自分が理解できず、受け入れる事が出来ず、なんで?どうして?という思う気持ちでいっぱいでしたが、一月半たった頃、友人との嬉しい事がきっかけで、気持ちの整理が付き私にとって大切な事に気付く事が出来ました。スタッフに自分の気持ちを素直に伝えて相談する事が出来ました。それからは、プログラム中にもいろいろな小さな気付きではありますが得る事が出来ました。入院して良かった、気付かせてもらえて良かったと心から思います。温かく見守ってくれたB病棟スタッフの皆様、感謝の一言につきます。本当にありがとうございました。退院してアルコールへの渇望に耐えきれなくなったら、その時はよろしくお願いします。
60歳代 アルコール依存症 男性 B氏

もともと人付き合いは苦手ですが、変わらなければいけないと思って他の患者さんと交流するようにしました。入院中、とても居心地良く過ごす事が出来ました。退院後は自助会に通う事を定着させたい。入院で出会った人達に会いに行こうという目的で通いたい。そういう目的を持てば、自助グループに通えると思う。抗酒剤は、飲み続けたい。退院後は毎朝、断酒の意思を持って抗酒剤を飲みたい。食事も3食摂って規則正しい生活をしたい。1人で過ごす時間は散歩やドライブなど出来るだけ外に出るようにしたい。とりあえず、退院後1年間はこの生活を続けて定着させたい。今回は前回より気持ちを整理して退院できる。不安はあるが頑張りたい。
50歳代 アルコール依存症 男性 C氏

《 2021年12月掲載分 》

 東京から飛行機に乗って北九州の地に降り立ち、八幡厚生病院B病棟に入院しました。入院初期は、摂食障害とアルコールプログラムの併用で、平日はスケジュールがみっちり埋まっており、慣れるまでとても大変でした。これまで、1日が酒と食べ物でぐちゃぐちゃになっていた生活リズムを立て直す事は至難の技でした。入院は「素直になり、生き直すための準備期間」とプログラムでよく言われていましたが、3ケ月みっちり頑張った事で沢山の準備が出来ました。今までは人生の舵取りを酒と食べ物に任せて溺れていましたが、これからは一日断酒を継続し、自分自身で舵を取りたいと思います。迷子になったら、B病棟に連絡します。最も大切な事は、自分を大切にする事と、仲間を大切にする事だと学びました。同じ依存症を抱えた仲間一人一人との出会い、語りがとても励みになった事は間違いないです。通院・デイケア・色々な人や物の力を借りながら、今後の人生を楽しく過ごしていきます。ありがとうございました。
20歳代 摂食障害・アルコール依存症 女性 A氏

 どうせなら誰も会えない、助けられない場所で入院しようという事で、埼玉県から海を渡り遠い福岡県の八幡厚生病院に入院しました。今はここを勧めて頂き感謝しています。テーマに沿って自分の気持ちを発表する事で心が落ち着いていくと同時に、家族や友人、会社の人達に自分勝手な行動で、もの凄いご迷惑を掛けたと思うようになりました。またギャンブルミーティングでも自分がしてきた話を皆さんが理解して聞いてくれるので話しやすく、話をしていると人生勿体なかったと思うようになり、最後は笑い話で終われるようにもなりました。主治医からは「自分のペースで行ってくださいね。」と優しく声を掛けて頂き、気負いもせずに一つ一つ出来た事に感謝しています。最後にB病棟の皆様、関東から来た余所者を快く対応して頂き本当にありがとうございます。このまま九州に住みたい。入院生活を続けたいと思ってしまう位素晴らしい生活でした。いつか、落ち着いたら九州の地もしくは画面越しでお会いしましょう。
30歳代 ギャンブル依存症 男性 B氏

 これまでの生活を振り返って自分と向き合う事、自分を見直す時間と環境を与えてもらい本当に良かった。人生崩壊寸前の状態となった時、このままで同じ事を繰り返しても違う結果にならないと感じた。アル中である自覚を常にしっかり持つ。愉快な入院生活を支えてもらった、仲間・スタッフのみな様、ありがとうございました。
50歳代 アルコール依存症 男性 C氏

《 2021年6月掲載分 》

入院して、先生の診察や担当の看護師さんとの面談、また同じ場所で生活を共にする患者さんといろいろな話をする事で、考えが少しずつですが、変わってきたと思います。また、プログラムでのミーティングや自助会に参加する事で、共通の問題を抱える方の話を聞き、自分自身に置き換えて考える事の大切さと、自分が発表する事によって気持ちが楽になる事に気付いてミーティングに参加し続ける大切さも学びました。回復する事と共に、今まで散々辛い思いをさせてきた妻には一生かけて埋め合わせをしていかないといけないと思っています。本当に入院生活が、私にとって人生の転換期であり、大きな財産になったと思います。
30歳代 男性 A氏

入院生活は、アルコール依存症を治せるのかの不安がありましたが、心のケア、不安の解除など尽くしてくださり、心より感謝の気持ちでいっぱいです。時には笑い、悲しみ、相談など、ありがとうございました。アルコール依存症に対して、自分との闘い、向き合いながら一歩ずつ前を向いて歩いていこうと思います。
40歳代 男性 B氏

今回の入院で沢山の事を学び途中何度も投げ出そうと思ったけど、本当に勉強になりました。大事な仲間が出来て、強い絆が出来ました。この入院で経験した事を活かして、生まれ変わった気持ちで新たにスタートして生きていきたいと思います。最初反発していた私をスタッフさん達は受け入れてくれて、考えてくれたり、褒めてくれたり、心配してくれて、クリアになるうちに色々考えるヒントになっていました。回復への段階で皆さんにかけてくれた言葉で、やっとここまで来る事が出来ました。この入院生活は、私の人生を変えてくれる事と思います。
30歳代 女性 C氏

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