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依存症治療

なぜ依存症治療が必要なのでしょう?

「やめなくては・・・」と分かっていても、どうしてもやめられないのが依存症です。アルコールやギャンブルに代表される依存症ですが、治療は主に精神科病院で行なわれます。なぜなら、依存症が意志の力ではどうにもならない心の病だからです。 しかし、精神科の受診に抵抗を感じる方は少なくありません。「精神科にかかるのは世間体が悪い」からと二の足を踏んだり、「依存症と診断されるほどではない」と自己判断したりして受診が遅れ、いつのまにかアルコールのせいで内臓が悪くなり、内科への入退院を繰り返す・・・。こうした患者さんの例は数多く見られます。

依存症には、専門的な治療が必要

残念なことに、内科でアルコール問題に対応できるところはほとんどないのが現状です。依存症に的をしぼった治療が行われず、内科的な治療だけが行われ、「また飲める体に戻ってしまう」という悪循環になりがちです。こうした事態に陥ることなく、早期発見、早期治療で人生の再出発をしていただくためにも、依存症の専門治療が必要になります。ご本人でもご家族でも結構です。少しでも気になる点がありましたら、お早めにご相談ください。それが、依存症から脱却するための早道になります。

※症状など詳しくはアルコール依存症とは?ギャンブル依存症とは?をご覧ください。

※具体的な治療内容については依存症治療プログラムをご覧ください。

※退院した患者さんからのメッセージについてはこちらをご覧ください。